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こんにちは、都市鉱山ジャンクハンターのジャンク鉱山Labです!前回は、ジャンクスクラップに潜むダイヤモンドについてご紹介しました。今回は、そのダイヤの輝きを「USB顕微鏡」で観察する方法をご紹介します。

USB顕微鏡ってどんなもの?
USB顕微鏡とは、パソコンやスマホに接続できる小型のデジタル顕微鏡です。手軽に拡大観察ができ、価格も数千円からとお手頃。昔は光学顕微鏡といえば、たいへん高価なものでした。購入するには専門の機材を扱っているお店を探す必要もありましたが、今ではアマゾンで激安品をだれでもかんたんに入手することができます。スクラップの中から小さな宝石を見つける際に非常に便利なツールです。

アマゾンで購入したUSB顕微鏡:USB TypeAとmicro USB TypeBの両方に対応
USB顕微鏡に使えるカメラアプリguvcview
USB顕微鏡の映像をパソコンなどで表示したり、動画や静止画のキャプチャーをするにはカメラアプリが必要です。ジャンク鉱山Labで普段使っているのは、ジャンク品から復活させたUbuntuPCとguvcviewです。これらはとても便利でいろいろな用途で活躍しています。
無料OS Ubuntuについては過去記事で導入方法について解説しています。
(関連記事:【初心者向け】ジャンクノートPCを復活!Ubuntuインストール&ブートメディア作成完全ガイド)
guvcviewとは?
- 軽量かつオープンソース
- Linux(Ubuntu)で動作
- ウェブカメラ映像のプレビュー、録画、静止画キャプチャが可能
- 動画形式(AVI, MKV)、画像形式(JPG, PNG)対応
- 無料
インストールはターミナルを開いて次のコマンドを実行します。
sudo apt update
sudo apt install guvcview

guvcviewの使い方
- 起動:ターミナルで
guvcview、またはアプリケーションメニューから起動 - guvcビューの、キャップビデオをクリックすると、ビデオキャプチャーが始まります
- ビデオキャプチャーを終了する時は、ストップビデオで停止します
- キャプチャーを終了すると、自動的にホーム画面に、mkvファイルが生成されます
- mkvファイルがUSB顕微鏡で撮影した動画ファイルです

guvcviewを起動した操作画面

こんなふうに表示、撮影できる
USB顕微鏡の設定とコツ
顕微鏡のピント合わせは重要です。マニュアルフォーカスのため少しコツが必要です。倍率を上げすぎるとピントが合わず見づらくなるので、まずは先に中倍率で全体像を観察し、徐々に高倍率にしていくのがおすすめ。石を回しながら光を当てることで、全方向の輝きを確認できます。

USB顕微鏡の倍率調整用フォーカスノブ:これをゆっくり回してピントを調整する…私が購入したUSB顕微鏡にはX50-X1600(50倍から1600倍)とあるが、はたして1600倍でほんとに拡大しているのかは不明です。
ダイヤモンドの輝きの見分け方
実際にUSB顕微鏡を使って、石付きスクラップから取り出した宝石を観察してみました。ダイヤモンドは非常に高い屈折率を持ち、光が内部で複雑に反射して「キラッ」とした独特の輝きを放ちます。この輝きは、ガラスやキュービックジルコニア(CZ)とは一線を画します。
観察中、私はまず光源を変え、いろいろな角度から石に光を当てて反射の違いを見比べました。USB顕微鏡の拡大倍率を上げていくと、小さなカット面が確認でき、光が内部で反射して複雑な光彩を放つ様子が見えました。

USB顕微鏡で撮影したダイヤモンド:カットはあまりよくない…
テスターとの併用で確実性アップ
USB顕微鏡だけでは、宝石の種類を完全に特定することは難しいです。そこで活躍するのが「ダイヤモンドテスター」。顕微鏡で特徴を観察した後、テスターで熱伝導性を確認することで、天然ダイヤモンドかどうかの確信に近づきます。

ダイヤモンドテスターでメレダイヤを検査
※さらに以降のモアッサナイトテスターによる検査が必要です
💎 ダイヤモンドテスターの後にモアッサナイトテスターが必要な理由
ダイヤモンドテスターは「熱伝導率」を使ってダイヤモンドを検出します。しかし、モアッサナイト(人工宝石の一種)は熱伝導率がダイヤモンドと非常に似ているため、ダイヤモンドテスターではダイヤモンドと誤認識されます。
そこで、モアッサナイトとダイヤモンドを見分けるためには、電気伝導率を利用するモアッサナイトテスターが必要です。モアッサナイトはダイヤモンドより電気伝導率が高い特性を持つため、これで確実に区別できます。

モアッサナイトテスターで検査しているところ
↓マルチテスターというはじめから1台2役兼用の便利なテスターもあります。
まとめ:USB顕微鏡は都市鉱山採掘の相棒
小さな宝石を見つけ出すには、USB顕微鏡がとても役立ちます。石の輝きを間近で確認できるので、採掘のワクワク感も倍増しますよ!
次回は「ハンマーと鏨(たがね)でスクラップ解体」に挑戦します。実際に石付きジャンクを手作業で解体して、宝石を取り出す方法を詳しくご紹介します!お楽しみに!
(関連記事:🌟第1回:都市鉱山から小さなダイヤを掘り出す夢)


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